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千葉ニュータウン白井市民大学校公開講座

Dsc00918 NPOフュージョン長池 広報担当 山本紀子です。2008112日(土)に千葉ニュータウン白井市民大学校公開講座での富永さんの講演に参加をしてきました。

京王新線で新宿を経由し、馬喰横山で乗り換え、地下通路を通って東日本橋から都営浅草線で京成高砂を経由しそのまま北総鉄道北総線になり、白井駅まで。堀之内から約2時間の小旅行でした。

北総線になった頃から、窓外の景色が一変し、白井駅に近づくにつれて、みぞれ混じりの雨が暗い空から降る中、多摩ニュータウンの初期を思わせるような郊外の風景が広がっていました。

白井駅には後どのくらいで着くのかなと心配になった頃、可愛い制服姿の小学生たちが20人くらい乗車してきました。ようやく白井駅に降り立つと冷気が足元からのぼってきます。

駅前はまだ開発途上で、真新しい大型マンションがいくつか建っていました。会場の文化センターは駅から徒歩10分。駅のそばにあったのは、ケンタッキーとバーミヤンとミスタードーナッツ。駅の反対側には、スーパーや郵便局、医療センター、バスターミナルもありました。

雨と向かい風が強くなる中、文化センターまで歩きました。名産の梨の果樹園がまだあちこちに残っており、その合間にマンションや、新築の戸建て住宅が建っていました。トヨタホームやミサワホームの看板もでていました。文化センターは新しい立派な建物です。向かいの保健福祉センターでは、スポーツジムで汗を流す市民の様子がガラス越しに見えます。

5万6千人くらいの新しい市である白井市が開校した市民大学校の健康生活学部やシニア学部、まちづくり学部などの学部生(といっても年齢は熟年です。)がそれぞれ30名ずつくらい、約100名の方が会場に集まっていました。退職をされてから何か地域で活動をしよう、またすでにしていらっしゃるという方たちです。聴講生の席がありましたので、私はそこで参加をさせていただきました。市民大学校の参加者の皆さんは、これまでにかなりの数の講座をこなしてきておられる様子で、学部生同士のコミュニケーションや市の担当者とのコミュニケーションはとても良い印象を受けました。

NPO法人コミュニティビジネスサポートセンター代表理事の永沢 映氏の基調講演「元気なまちを創るコミュニティビジネス」では、とても分かりやすい事例のお話がありました。

沖縄の離島で、空家になった古民家を改修し、観光向けの宿泊施設にしたら予約が倍増した事例や、住民の高齢化が課題の高洲・高浜団地でお困り事の一番は、部屋のリフォームという意見が多かったことから、同じ団地の住民が仲立ちとなって専門家と繋ぐ活動をし、そこから様々な住環境の向上活動が生まれた事例など。

興味深かったのは、お墓参りに連れて行って欲しいという要望が多かったとのことです。先祖のお墓はそれぞれ全国多様な地域にあり、通常の旅行パックでは無理があり、コスト的に実現は難しいそうです。

地域にある資源を探して生活のためだけでなく喜びを感じながら働くこと、活動に直接携わる人、活動をプロデュースする人、活動を様々な立場でサポートする人などが必要であること、そして、女性の暮らし感覚と男性のビジネス感覚が融合するといい活動になることなど、とても分かりやすいお話でした。

その後のシンポジウムでの事例発表は、入居から25年を経た柏市の戸建て分譲住宅地の自治会からコミュニティルームを立ち上げた谷川真理さんの発表と、富永さんの発表でした。

谷川さんがお住まいの柏ビレジでは、65歳以上の高齢化率が13%になり、また東急のスーパーが撤退したり、商店街も衰退したりで、住民の交流の場がなくなってしまったそうです。自治会長の経験のある谷川さんが、なんとか住民の交流の場を作ろうと、商店街の空き店舗を借りるために東急不動産と折衝したり、部屋のリフォームの資金を調達するために行政と折衝したりと、多くの人の応援で悪戦苦闘の末に夢を実現するまでのお話を懸命に語ってくださいました。今は住民の方たちがボランティアでコミュニティルームを運営されているそうです。

フュージョンの幅広い活動事例発表は、富永さんのこれまでの事務局活動の中で、地域のコーディネーターとしてのコツの部分を要に構成した内容でした。講演当日の参加者の雰囲気を会場で読み取り、その場で話の構成を瞬時に組み立てるのは、富永さんのすごいところです!!皆さん、身をのりだして熱心に聞き入っていらっしゃいました。志をしっかり持って集まっていらっしゃる方たちなので、後の質疑応答にも、具体的な質問がでていました。

今一番関心が高いのは、活動を継続していく中で、人を纏めコーディネートしていくコツの部分のようです。

公開講座終了後、「ぽんぽこの底力」の本を販売。本を購入してくださった方から、フュージョンがここまでくるのは、大変だったことでしょうとのお言葉をいただきました。

最後に市の松岡さんと小林さんが、紅茶と名産の梨のワインがたっぷりとはいったチョコレートケーキを出してくださったので、私もご馳走になりました!

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